いいホームページってなに? 2021年5月20日 いいホームページとはなにか、分かりやすく解説! 日本のウェブサイト総数は約9,800万サイトと言われています。 しかし、「いいホームページとはなにか」を理解せず、ホームページを作成・運用している企業(人)が非常に多い現状です。 今回は、今以上にホームページを活用していくためにも、「いいホームページとはなにか」を分かりやすく解説していきます。 ホームページの種類 実はホームページと一言でいえば簡単ではありますが、実は様々な種類のホームページがあります。まずはその種類を把握しましょう。 ▼コーポレートサイト ▼ECサイト ▼サービスサイト・ブランドサイト ▼ランディングページ ▼リクルートサイト ざっくりと分けてこの5つの種類があります。それぞれの特徴を把握し、まずは自社のホームページがどの種類のホームページに当てはまるか考えてみてください。 コーポレートサイト ホームページと聞いて多くの方が思い浮かべるのが「コーポレートサイト」だと思います。企業サイトとも言われ、企業の概要や沿革、事業案内、経営理念などが掲載されており、企業の名刺代わりともいえるホームページですね。 コーポレートサイト例 株式会社酒商山田 株式会社大和屋酒舗 広島の酒屋を勝手に紹介させてもらいました。。。 ECサイト コーポレートサイトの次に思い浮かべることが多いのがECサイトではないでしょうか。ネットショップ・オンラインショップ・通販サイトとも言われ、ホームページ上で商品やサービスが購入できるサイトのことを言われます。 ECサイト例 酒商山田ECサイト 大和屋酒舗ECサイト サービスサイト・ブランドサイト コーポレートサイトから、商品やサービスの情報をだけを切り出して作成するのが「サービスサイト」や「ブランドサイト」と言われ、特定の商品・サービスの認知度を広げたい場合に使われているサイトです サービスサイト・ブランドサイト例 サイボウズ株式会社コーポレートサイト kintoneサービスサイト ランディングページ サービスサイトから、さらに商品やサービス、ターゲットなどを絞り、「1つ」の商品やサービスを売るためのWebサイトのことをランディングページと言います。1ページのみで構成された「単一特化型ページ」ですね。 ランディングページ例 あじかん ごぼう茶 真誠 クラッシュアーモンドすりごま リクルートサイト コーポレートサイトとは別に、いわゆる「求人サイト」としての役割を持つホームページのこと。企業やお客様ではなく、仕事を探している人に向けて会社を知ってもらうことを目的としています。 リクルートサイト例 サッポロホールディングス リクルートサイト ミュゼプラチナム リクルートサイト そのホームページの目的はなにか。 5種類のホームページについて簡単にまとめましたが、ページやレイアウトの構成だけではなく、ホームページを見せたい相手、その相手に起こしてほしいアクションなどが違ってきます。そう、ホームページの目的・目標が大きく違うのです。 ホームページの種類目的・目標コーポレートサイト会社の情報を伝えたいECサイト販売強化サービスサイト・ブランドサイトお問い合わせや資料請求ECサイトへの誘導ランディングページ商品の購入やお問い合わせSEO対策リクルートサイト採用を強化したい 特にコーポレートサイトは「運用目的」を最も忘れがち。なぜ「会社の情報を伝えたい」のかを明確にしなければ『運用』の方向性も定まりません。まずは自社のホームページの目的が何なのか考えることが重要です。 いいホームページとは? 最初の質問に戻りますが、「いいホームページとはなにか」という問いをすると、●お洒落 ●見やすい ●共感? といった答えが返ってくることが多くあります。私が考えるいいホームページとはなにかとは、 利益の生み続けることができるホームページ と言えるでしょう。コーポレートサイトでは、企業としての信用(信頼)を得られ、採用・商品サービスサイトに集客できているホームページ。ECサイトでは、売り上げ収益が上がっているホームページ。サービスサイト・ブランドサイトでは、魅力がしっかりと伝わり、お問い合わせや資料請求のしやすさ、ECサイトへの誘導がスムーズにできているホームページ。リクルートサイトでは、集客力・エントリーのしやすさ、学生が欲しい情報が載っている(見やすい)ホームページになるでしょう。 ホームページは作って終わりじゃない!運用が何よりも重要。 利益を生むでではなく、「生み続ける」です。一過性の利益ではなく、「利益が生み続ける」仕組みを作っていくためにも、ホームページの運用が重要です。また、「ホームページは作れば見てくれる」と思っている人は勘違い。現代のホームページに求められているのは次の4つ。・更新され続けていること・SEOの上位に表示されていること・会社の雰囲気や顔が見えること・信頼できること目標を明確にし、ホームページの持ち腐れにならないよう、今一度自社のホームページを見つめ直す時間をとってみてください。